人間に動物と違う、自らの住む世界を創り上げる『自由』を手に入れたのは、二足歩行ができるように進化してきたためと言われています。
二足歩行ができることで手が自由になり、両手を使ってさまざまなものを生み出し、文明を発達させてきた人類。
人類にとって、歩くことは『自由』のための第一歩だったのですね。
『歩く』はどこでもできて、お金もかからない健康法
とても手軽にできる「歩く」こと。
ストレスに打ち勝つには、嫌な気分を早く自分から消してしまう事が一番です。
歩き出して15分くらいすると、『βエンドルフィン』が脳内で分泌し始めます。
『βエンドルフィン』は、嬉しい・楽しい・気持ちいい・幸せだと感じる時間が増えるほど分泌が増える脳内物質。快楽ホルモンの『βエンドルフィン』を手軽に出すにはとにかく「歩く事」がおすすめ。
実は、15〜20分のウォーキングで、その効果は数時間続くと言われています。
20分程度歩くと、数時間は幸せな気分でいられるのですね。
また、肌にも嬉しい効果が。
βエンドルフィンの分泌が始まると、脳は深いリラックス状態になり、循環血液量は平常時の1.5倍以上になり、全身に運び届ける酸素の量が増えて、細胞でより多くのエネルギーが作られます。
βエンドルフィンは、全身の活力を向上させて、免疫力を強化し、毛細血管を広げて血液循環をよくします。
この結果、肌が潤い、艶が出て透明感も増していきます。
落ち込んだ時こそひたすら『歩く』
嫌な気持ちになったら、とにかく歩きましょう。
落ち込んだ時には、頭は垂れて目線は下を向き、ついつい猫背になってしまいますね。人は、前を向いてしっかりと歩きながら、落ち込んだ気分にはならないものです。