40代からは積極的に睡眠習慣を整える

〜眠りの質が、明日の自分を変える〜

年齢を重ねるごとに、心と体のリズムは少しずつ変わっていきます。

若いときは、少しくらい寝不足でも元気でいられたかもしれません。
でも、40代を過ぎると、健康を保つためにはしっかりと睡眠をとることがとても大切になってきます。


特に40代はホルモンバランスの変化や、仕事・家庭での責任が増える時期。

だからこそ、「眠る力」を意識的に育てることが、日々のパフォーマンスや気分
にもつながります。

寝る前のルーティンで「眠る準備」を始めましょう

眠りとは、突然やってくるものではありません。

体と心が「そろそろ眠る時間だ」と認識するためには、毎晩の小さな儀式=ルーティンが
とても効果的です。

ルーティンその1. 夕食後のリズムを整える

食後は、消化の時間を考えて2〜3時間ほどあけてから就寝するのが理想です。

食べ過ぎや遅い夕食は睡眠の質を下げる原因にも。

夕食後は無理をせず、家族との会話を楽しみながら、ゆったりと過ごしましょう。

ルーティンその2. 歯磨き・お風呂・ストレッチ

この3つは、夜のゴールデントリオ。

歯磨きをすることで、体が「1日の終わり」を認識します。

お風呂はシャワーだけでなく、ぬるめのお湯に10〜15分ほど浸かるのが理想。
副交感神経が優位になり、自然な眠気を促してくれます。

ストレッチは肩まわりや腰、足先を軽く伸ばす程度でOK。
ゆったりと呼吸しながら行いましょう。

ルーティンその3. 温灸やツボ押しで「内側からほぐす」

40代以降の女性におすすめしたいのが、温灸ツボ押しです。

温かさと心地よい刺激で自律神経を整え、深い眠りに導いてくれます。

おすすめの温灸ポイント:

  • 三陰交(さんいんこう):内くるぶしから指4本分上の骨の際。
    女性の冷えやホルモンバランスに良いとされます。



  • 関元(かんげん):おへそから指4本分下。下腹部をじんわり温めることで、深部からリラックス。



当店でも取り扱いのある『邵氏温灸器』を使えば、自宅でも手軽にできます。



温める時間はそれぞれ5〜10分程度でOK。

おすすめのツボ押し:

  • 百会(ひゃくえ):頭のてっぺん、両耳を結んだ線と頭の正中線が交わる場所。軽く押すと頭がすっきり。


  • 労宮(ろうきゅう):手のひらの中央。ストレス緩和に。
    親指で優しく円を描くように刺激するとよいでしょう。


※ツボ押しのポイントは、強く押しすぎないこと。
 気持ちよさを感じる程度で行いましょう。

ルーティンその4. 部屋の明かりは「眠り色」に

寝る前は、できるだけ部屋の明かりを落としましょう。

間接照明やオレンジ系の電球色がおすすめです。

小さなお子さんがいる場合には、「お部屋もねんねだね〜」と一緒に電気を消すことで、親子で「眠りモード」に入るスイッチが入ります。

毎日のルーティンが「眠りのスイッチ」に


私たちの体は、食べたものからできていますが、『習慣』も私たちの体を作るためにとても大切な要素です。

こうした小さな行動を毎晩繰り返すことで、体は自然と「眠りの準備」に入ります。

他にも、お風呂上がりにアロマやお香を焚く、寝る前にお気に入りのハーブティーを飲むなど、自分だけの“眠り儀式”を作っていくのもおすすめです。

「眠ること」は、明日を元気に生きる準備

眠りはただの休息ではなく、「心と体をリセットする時間」。

忙しい毎日でも、ほんの10分でいいので、自分のための“眠る準備”の時間を作ってみてください。

明日がきっと、少しだけ軽やかになりますよ。


🛌 深い眠りは、体の内側からキレイを育ててくれます。

今夜から、あなたらしい「眠りの儀式」を見つけていきましょう。

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