50代の体で起きていること
東洋医学では、50代になると**「腎(じん)」の力が少しずつ弱まってくる**と考えられています。
ここでいう「腎」とは、腎臓という臓器そのものではありません。
生命エネルギーの根っこ=「腎精(じんせい)」を蓄えておく場所
のことです。
「腎精」って何?
腎精とは、私たちが生きていくための根本的なエネルギーのこと。
・成長・発育
・ホルモンバランス
・自律神経
・免疫力
これらすべてを、腎精が支えています。
ところが50代になると、この腎精がじわじわと減っていきます。
すると、体の潤いや熱を調節する力が弱くなり… さまざまな不調として現れてくるのです。
「陰虚(いんきょ)」という体質
腎精が不足すると、体の**「陰(=潤い・冷やす力)」が足りなくなります。
この状態を、東洋医学では「陰虚(いんきょ)」**といいます。
陰虚になると、こんなことが起こりやすくなります。
💧 肌や粘膜が乾燥しやすくなる
🌡️ ほてり・のぼせ感が出やすくなる
🔥 体の中に「熱」がこもりやすくなる
😣 炎症が起こりやすく、治まりにくくなる
だから花粉症がひどくなるのです
潤い不足で乾燥した粘膜に花粉が触れると…
カラカラに乾いた紙に火がつくように、炎症が一気に広がってしまう
これが、50代で花粉症が悪化しやすい理由です。
くしゃみが止まらない、目がひどくかゆい、鼻水が滝のように出る―― それは、体が「潤いが足りない!」と訴えているサインかもしれません。
陰虚体質を整える、おすすめの食材
💧 潤いを補う食材
白きくらげ・れんこん・豆腐・山芋・梨・黒ごま・くこの実
🌿 腎を養う食材・お茶
黒豆・黒米・なつめ・八つ目うなぎ・杜仲茶
💡 黒い食材は腎を養うと東洋医学では考えられています。
黒豆・黒米・黒ごまを日々の食事に取り入れるだけでも、少しずつ体質が変わってきます。
薬だけに頼らない、50代の花粉症ケア
西洋医学の薬は、症状をすばやく抑えてくれる頼もしい存在です。
でも、体質そのものを整えることで、症状が出にくい体に近づけることができます。
対症療法(西洋医学)+体質ケア(東洋医学) この両輪で、今年の春を乗り越えてみませんか?
50代の体は、確かに変化しています。 でもそれは、丁寧にケアすれば応えてくれる体でもあります。
「また今年もつらい春だった」で終わらせないために。 体の内側から、一緒に整えていきましょう🌸
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