「最近、夕方になると足がパンパン…」
「なんだか肌の艶が消えてきた気がする」
「体がだるくて、昔みたいに動けない」
そんなお悩み、ありませんか?
50代に入ってから、こういった変化を感じる方がとても多くなります。
「年だから仕方ない」と思いがちですが、
実は体の中の”水のめぐり”が深く関係しているんです。
体の中にも「お堀」がある
和歌山城のお堀の水を抜いたら、底にたくさんのゴミや汚れが溜まっていた――そんなニュースをご覧になったことはありますか?
実は、私たちの体の中でも、同じことが起きています。
東洋医学では、体を潤し、栄養を運び、老廃物を流し出す体液のことを「津液(しんえき)」と呼びます。
血液やリンパ液、汗、唾液なども含む、体の”めぐる水”のことです。
この津液のめぐりが滞ると、体のあちこちに老廃物が溜まっていきます。
まるで、水が止まったお堀のように。
こんな症状、心当たりはありませんか?
- ✅ 夕方になると足がむくんで靴がきつくなる
- ✅ 手足がいつも冷えている
- ✅ 肌の艶やハリが失われてきた
- ✅ 体がだるく、疲れが抜けない
- ✅ 動くのがおっくうで、活動量が減った
- ✅ 食べる量は変わらないのに体重が増えた
これらはすべて、津液の巡りの乱れが関係していると東洋医学では考えます。
「水を飲めばいい」は、実は半分しか正しくない
代謝を上げるために「水をたくさん飲みましょう」とよく言われますね。
でも東洋医学の視点から言うと、水を飲むだけでは代謝はよくなりません。
なぜかというと、飲んだ水を体中にきちんと届けるには、次のような「体の力」が必要だからです。
脾(ひ)=消化・吸収の力
飲み食いしたものを消化して、水分や栄養を全身に運ぶ働きをします。脾が弱ると水分がうまく巡らず、体に溜まってむくみや冷えの原因になります。
腎(じん)=老廃物を排泄する力
余分な水分や老廃物を体の外に出す大切な臓器です。東洋医学では「老化は腎から始まる」と言われており、50代以降はこの腎の力が少しずつ弱まってきます。腎が弱ると、老廃物がどんどん溜まりやすくなるんです。
気(き)=体を動かすエネルギー
水分を体中に巡らせるための”原動力”です。ストレスや睡眠不足、疲れが続くと気が不足して、水の巡りも悪くなります。
つまり、冷たい水をがぶがぶ飲んでも、脾や腎の力が弱っていると逆効果になることも。
胃腸が冷えて、ますます巡りが悪くなってしまうのです。
50代からの体に必要なのは「めぐらせる力」
では、どうすればいいのでしょう?
食事の工夫
ショウガ・ネギ・ハトムギなど、体を温めて余分な水を出す食材を積極的に。冷たい飲み物はできるだけ避けて、温かいものを選びましょう。
無理のない運動
ウォーキングや軽いストレッチなど、気血の循環を穏やかに促す有酸素運動がおすすめです。
ツボへのアプローチ
お灸やマッサージで、津液や気血の流れを整えることができます。
漢方薬・健康食品の活用
水分代謝を整える漢方として、五苓散(ごれいさん)・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)などがよく用いられます。
食事や生活習慣の見直しと一緒に漢方薬も取り入れることで、より早く変化を感じやすくなります。
まずは、お気軽にご相談ください
「年だから」と諦めないでください。
50代からの体の変化は、正しくケアすれば、きちんと応えてくれます。
むくみ・だるさ・肌の艶など、気になることがあれば、ぜひはんなり堂薬局にご相談ください。あなたの体質やお悩みに合わせて、一緒に解決策を探しましょう。
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