
「なんか咳が続くけど、風邪かな…」 そうやってやり過ごしていませんか?
実は今、50代以上の女性に急増している肺の感染症があります。
その名も “非結核性抗酸菌症(NTM症)“
聞き慣れない名前ですが、決して珍しくない病気になってきています。
目次
「結核」とは別物!人にうつる心配はほぼありません
名前に「抗酸菌」とあるため、「結核?うつるの?」と心配になるかもしれません。
でも、安心してください。
NTM症は結核とは異なり、人から人への感染は基本的に起きない感染症です。
“結核”のように予防接種が必要な感染症ではなく、菌が検出されても他人に感染することはありません。
家族と普通に生活できますので、過度に心配しなくて大丈夫です。
どこからうつるの?
非結核性抗酸菌は、水回りや土壌など環境のいたるところに存在しています。
最近では、お風呂場で発生するエアロゾルを吸い込んだり、ガーデニングなどのときに土埃を吸い込むと感染することが多いと考えられています。
つまり、特別な場所に行ったり、誰かから感染するわけではないのです。
実は身近な「水」や「土」など、日常触れるものの中に菌はいて、免疫力が落ちたときや肺が弱い人に発症しやすくなります。
咳の症状は風邪とはどう違う?

最初は “風邪が長引く程度” と感じる場合がほとんどで、健康診断などでレントゲン写真を撮影した際、偶然見つかることも多いです。
その後年月を経て徐々に慢性的な咳や痰を訴えるようになり、症状が進行すると粘っこい痰が絡むようにもなります。
「1か月以上咳が続く」なら、一度検査を受けてみてください。
なぜ50代女性に多いの?
以前は既存の肺疾患を有した男性に多くみられていましたが、最近では過去に基礎疾患のない中年以降の女性の増加が顕著で、なぜ女性に多いのかははっきりとはわかっていません。
やせて神経質でストレスを多く抱え込みがちな人や、ドライアイ・ドライマウスのように身体の分泌物が少ない人に多いようです。
思い当たる方は、特に意識して予防と早期発見を心がけましょう。
日常でできる予防のポイント
お風呂場を使い終わったら乾燥させる、流しは常に清潔にしておくなど、水回りの管理が特に大切です。

✔ シャワーヘッド・加湿器は定期的に掃除する
✔ お風呂場は使用後に換気・乾燥させる
✔ ガーデニングの際はマスクをつける
✔ 水分をしっかり摂り、痰を出しやすくする
✔ バランスの良い食事・適度な運動で免疫力を維持する
✔ 定期的に健康診断・胸部レントゲンを受ける
治療について——長期戦だけど、軽症なら完治も可能
NTM症は、現在では治療薬があり、完治することも可能です。
症状が軽い場合は経過観察のみで様子を見ることもあります。
大切なのは、早めに気づいて、早めに対処すること。
まとめ
✅ NTM症は人にうつらないので、過度に心配しなくてOK
✅ 1か月以上続く咳・痰・微熱は要注意サイン
✅ 50代やせ型女性は特に意識して
✅ 水回りの清掃・免疫力アップで予防を
✅ 気になる症状があれば、早めに相談を
「なんか咳が長いな…」と感じたら、和歌山県 岩出市 はんなり堂薬局にお気軽にご相談ください。
体質や生活習慣に合わせたアドバイスをいたします😊
