
「最近疲れやすい」「筋力が落ちた気がする」「なんだか体がむくむ…」
そんなお悩み、もしかしたら “タンパク質不足” かもしれません。
私たちの体は、筋肉や臓器、皮膚、髪、ホルモンなど、ほとんどがタンパク質からできています。
そのため、タンパク質が不足すると、体のあちこちに不調が出やすくなってしまうのです。
目次
🧘♀️ タンパク質が足りないと、こんな不調が…
- 筋肉が落ちやすくなり痩せてくる
- 体がむくみやすい
- 疲れやすい・だるい
- 髪が抜けやすくなる
- 風邪をひきやすい(免疫力の低下)
とくに40代以降の女性は、ホルモンの変化や食事量の減少などで、知らないうちに
タンパク質が不足していることも多いと言われています。
はんなり堂薬局のコラムでも、『タンパク質』をしっかりと摂ることが
健康維持には大切ということを何度かご紹介してきました。
では、自分がちゃんとタンパク質をとれているか、どうやって確かめたらよいの
でしょうか?
実はそれを『血液検査』でチェックすることができます!
定期的に健康診断を受けている方は、ぜひチェックしてみてくださいね✨
🔍 血液検査でチェックすべき項目は?
以下の項目を見ると、体の中のタンパク質の状態がわかります。

💡 特にアルブミンは、病院でもよく使われる栄養評価の指標で、3.8 g/dLより低いと「たんぱく質が足りていないかも?」と考えられます。
他にも、酵素はタンパク質から作られているので、
アミラーゼ、AST、ALTの値が低い、総コレステロール値が低い場合にも
タンパク質不足の可能性があります。
検査値は、病気を発見する場合には「正常範囲であれば、低いほどいい」と思いがちですが
体が健康でいるためには、『一定以上ある』ことが必要となります。
特に、コレステロールは体内の細胞の材料となったりホルモンの材料となるもので
総コレステロール値が低いということは『材料不足』を表しているのです。
病院では、このことは指摘されることは少ないため
ご自身で血液検査の結果をしっかりと理解する必要があります。
🥚 食事で改善できることも!
タンパク質は、お肉・魚・卵・大豆製品などに多く含まれています。
1日体重×1g以上を目安に、しっかり摂ることを心がけましょう。
たとえば、体重50kgの方なら50g以上が目安です。
(例:卵1個で約6g、納豆1パックで約8g)
食材の組み合わせで、タンパク質は食事からでも十分に摂ることができます。
アルブミンが低い場合には、循環血流量(血液の水分)も少なくなる傾向があります。
タンパク質をしっかりと摂ることが、全身を流れる血液の量を増やすことにもなります。
✅ まとめ
血液検査の結果に、「総蛋白」や「アルブミン」が低めと書かれていたら、
それは体からの「もっとタンパク質が必要!」というサインかもしれません。
その他にも、アミラーゼ、ALT、AST、コレステロール値が低い場合にはタンパク質
が不足していることが考えられます。
健康的な体づくりのために、まずは自分の栄養状態を知ることから始めてみましょう♪
🍳 タンパク質&エイジングケアにおすすめの食材 30選

🌟 特におすすめの組み合わせ例
- 朝食に:オートミール+ヨーグルト+アーモンド
- ランチに:鶏むね肉とブロッコリーの炒め物+豆腐の味噌汁
- 夕食に:鮭の塩焼き+ひじき煮+納豆ごはん
- 間食に:甘酒+くるみ
など
🔬 血液検査の結果、ちゃんと理解できていますか?

健康診断の結果を見て「これって大丈夫?」と不安になったことはありませんか?
血液検査の数値は、異常があれば医師から説明されることがありますが、実は全体のバランスを見ることで体の状態がより深くわかるのです。
📄 もし結果の見方がわからない場合は、ぜひ検査結果をご持参ください!
お身体の状態を血液検査から読み解き、わかりやすく丁寧にご説明いたします。