
仕事に家事、子育てと、毎日やることに追われて忙しい女性の皆さま。毎日お疲れ様です✨
平日は、なんとか気力で頑張っているけれど、「休日は寝るだけ…」そんな方もいっしゃるでしょう。
寝て、気力と体力が戻ればいいのですが、寝ても疲れが抜けない・・そんなあなたの不調、鉄不足 かもしれません。
目次
鉄が足りないと、こんな症状が…
- ✅ 頭痛・肩こり
- ✅ めまい・立ちくらみ
- ✅ 胃腸の不調(食欲不振、胃もたれ)
- ✅ 気分の落ち込み、イライラ
- ✅ 月経前症候群(PMS)の症状が強い
これらの症状、実は「隠れ貧血」による酸素不足が原因かも!
なぜ「鉄」が必要なの?

鉄は、吸った酸素を全身に届ける「赤血球のヘモグロビン」の主成分。
鉄が足りないと、どんなに深呼吸しても酸素は体に届かず、エネルギー不足・臓器の働き
低下して、いつまでも続く不調に…。
🍽 胃腸:粘膜が再生できず、胃痛や胸焼けに
🧠 脳:神経伝達物質が作れず、思考力・集中力ダウン🔽
💤 自律神経:バランスが崩れ、疲労感や不眠 イライラ💢に
女性は鉄不足になりやすい!
🩸 月経で毎月一定の鉄分が出血と共に失われます
🤱 妊娠・出産・授乳での鉄の需要が男性よりも多くなります
👵 更年期のホルモン変化 (女性ホルモンの合成には鉄が不可欠です)
しかも、一般的な健康診断では「隠れ貧血(フェリチン低値)」は見逃されがちです。
フェリチン=体内の鉄の貯金。これが少ないと、将来の健康に影響が…。
隠れ貧血とは?
「隠れ貧血(かくれひんけつ)」とは、一般的な血液検査では異常が見つかりにくい鉄欠乏状態のことです。特に女性に多く、ヘモグロビンの値は正常でも、体内の鉄が不足している状態を指します。
ヘモグロビン鉄と隠れ貧血
◆ ヘモグロビンとは?

ヘモグロビンは赤血球に含まれ、酸素を全身に運ぶ重要なタンパク質です。ヘモグロビンは「鉄(Fe)」と「グロビン」というタンパク質で構成されており、この鉄が酸素と結合する役割を担っています。
◆ ヘモグロビン鉄と隠れ貧血の関係
- 鉄はヘモグロビンを作る材料です。
- 鉄が不足すると、最初に体内の「フェリチン(貯蔵鉄)」が減少します。
- しかしこの段階では、ヘモグロビンの数値はまだ正常なので通常の血液検査では「異常なし」と判断されがちです。
- フェリチンが低下し続けると、やがてヘモグロビン値も下がり、明確な鉄欠乏性貧血になります。
✅ なぜ「隠れ貧血」が問題なのか?
◆ 見た目では健康に見えても、体内は鉄不足
「隠れ貧血」とは、ヘモグロビン(貧血の指標)は正常でも、フェリチン(貯蔵鉄)が不足している状態です。
これはつまり、体が「ギリギリ酸素を運べてはいるけど、いつ鉄が足りなくなってもおかしくない」状態であることを意味します。
✅ フェリチン(貯蔵鉄)の役割と影響
フェリチンは、体内の「鉄の貯金」のようなものです。酸素運搬だけでなく、
- 💪 筋肉の働き(ミオグロビン)
- 🧠 神経伝達物質の合成(ドーパミン・セロトニンなど)
- 💡 エネルギー代謝
- 🦠 免疫機能
にも鉄が深く関わっています。
慢性的な貯蔵鉄の不足は、いつこれらの機能に影響してもおかしくない状態なのです。
✅ フェリチン低下で現れる日常の不調
🧠 特に「精神面」での影響が見逃されがち
- 鉄はセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質の材料でもあるため、
→ 気分の落ち込み・不安・イライラ・睡眠の質低下などの精神的な症状が出ることも。
「ストレスに弱くなった」「前向きになれない」なども、フェリチン不足が関係している可能性があります
気分が落ち込んだり、不安になったり、イライラしたり、なかなか眠れなかったりする症状は、命に関わるような重いものではないかもしれません。けれど、そうした状態が長く続くと、毎日の生活がつらく感じられたり、「生きていること自体を楽しむ」余裕がなくなってしまうことがあります。
そして、こうした不調がつらくなって病院を受診すると、睡眠薬や精神安定剤、抗うつ薬などが処方されることもあります。でも、実はその背景に「鉄不足(隠れ貧血)」がある場合も少なくありません。
根本的な原因である鉄不足に気づかないまま、心の症状だけを薬で抑えるような治療が続くと、なかなか本当の改善につながらないこともあるのです。
✅ フェリチン値の正常範囲

フェリチン値の正常範囲は、幅がありますが、女性では最低でも
50 ng/mL以上を目指しましょう。(しっかり鉄が貯蔵されているという状態は、100 ng/mL以上)
20 ng/mL以下なると「鉄不足」の兆候、10 ng/mL以下で「重度の鉄欠乏」と判断されることが多いです。
隠れ貧血はヘモグロビンが正常でもフェリチンが低い状態を指します。
✅ まとめ:隠れ貧血を軽視しない!
特に女性・妊婦・成長期の子供・アスリートに多く見られる隠れ貧血は、ヘモグロビンが正常でも、体はすでに鉄不足でSOSを出している状態です。
日常の「なんとなくの不調」は鉄の枯渇サインかもしれません。
🍽食事からだけでは十分な鉄の吸収が難しい理由
鉄は、とても吸収されにくい栄養素で、鉄分が豊富だと言われる
肉類・レバー類でも10〜20%前後、毎日レバーを食べるというわけにはいきませんし、豆類では含有量の数しか吸収されません。
また、ベジタリアンやビーガンの方では特に不足に注意が必要です。
さらに、貧血の方では胃腸が弱い方が多く、鉄の吸収が低い場合もあり食事からだけでは不足してしまう栄養素の代表です。
食品に含まれる鉄の種類と多く含む食材の吸収率


✅ 吸収率を高めるコツ
◆ 非ヘム鉄(植物由来)の吸収を促進する栄養素:
- ビタミンC(例:柑橘類、ピーマン、イチゴ)
- 動物性たんぱく質(ヘム鉄を含む食品と一緒に摂ると◎)
鉄は、胃酸によって吸収されるため、酸味のある食材(柑橘類やお酢など)と一緒にとると吸収が高まります(特に非ヘム鉄)
病院で胃酸を抑える薬などが処方されている方や高齢者では胃酸分泌そのものが低下しているため
より、鉄の吸収率が下がり鉄不足になる可能性があります。
💊病院で処方される鉄剤はどうなの?
病院で貧血と診断されると、一般的には鉄剤が処方されますが、
鉄剤は胃腸への負担や便秘などの副作用が多く見られる薬剤で
継続するのが難しいという難点があります。

また、病院で治療が必要な「貧血」とは、貯蔵鉄がほとんどなく鉄不足が深刻な状態。
隠れ貧血の段階で、鉄の補給をしなければ、将来もっと不調となるリスクが高まります。
✅ 鉄剤が胃腸に負担をかけやすい理由
① 鉄イオンが胃粘膜を直接刺激する
鉄剤に含まれる鉄(特にFe²⁺:二価鉄)は、胃酸と反応して胃粘膜を直接刺激するため、以下のような不快症状を引き起こしやすいです:
- 吐き気
- 胃もたれ
- 胃痛
② 腸での吸収が制限されている
体は一度に大量の鉄を吸収できないため、余った鉄が腸に残ることになります。この鉄が腸の粘膜を刺激し、次のような症状を招くことがあります:
- 便秘(特に女性に多い)
- 下痢(腸内バランスの乱れによる)
- 黒色便(無害だがびっくりしやすい)
③ 空腹時服用によるリスク
吸収率を上げるために一部の鉄剤は空腹時に飲むことが推奨されますが、その分胃の粘膜への刺激が強くなるため、副作用が出やすくなります。
✅ 鉄補給、どうすればいい?
① 胃にやさしい「ソイ鉄」がおすすめ
病院の鉄剤は吸収率が低く、胃に負担・便秘や吐き気も。
ソイ鉄は、大豆由来のフェリチン鉄で、植物性・吸収がよく、胃にもやさしい新成分。
2020年に発売されたばかりで、今注目の素材です。
② タンパク質と一緒に!
鉄はタンパク質と結合して赤血球になります。
お肉、魚、大豆などの良質なタンパク質とセットで摂ることが大切!
③ 足を動かす=第二の心臓を活性化
足の筋肉は、血液を心臓や脳に戻すポンプの役割。
日々のウォーキングや軽い運動で、酸素が頭まで届きやすくなります。
🩸 鉄補給は「1年計画」で!
赤血球中の鉄を含むヘモグロビンは、120日で生まれ変わります。
しかし、鉄の貯金(フェリチン)をしっかり増やすには、1年かけた継続補給が必要。
その後も、月経のある方は「2日に1回」、閉経後も継続をお奨めいたします。
若い頃に貧血だった方ほど、体内の鉄は少ないので、生涯を通じた鉄ケアが大切です。
まとめ:人生100年時代、元気の源は「鉄」
酸素を運ぶ、エネルギーを作る、体を守る。
鉄は、女性の元気とキレイのベースです。
「なんとなく疲れる…」と感じたら、それは「鉄からのSOS」。
今日から、あなたも鉄貯金、はじめてみませんか?

