食事に気をつけているあなたへ。足りないのは栄養より「噛む力」かも。

1ヶ月に1回程度、血流を診てもらっていて、毎回「血が少ない、栄養が足りていないかも」って言われます。
食事には気をつけているつもりなんですけど、いったい何が足りないんでしょうか……。

薬剤師

あまり心配しなくても大丈夫です。血流の状態はあくまで目安のひとつですから。

ただ、今はこれといった不調がなくてもその状態を放置すると、東洋医学でいう『血虚』という状態
血が不足していることで起こりやすい症状が出てくることがあります。
例えば、熟睡できない、疲れやすい、顔色が悪い、めまいやふらつきが起こりやすい、冷える、、などです。

ただ、食事には気をつけているということですが、「何を食べるか」よりも、「食べたものをちゃんと栄養に変えられているか」が、実はとても大切なんですよ。


え、どういうことですか?ちゃんと食べていても、栄養になっていないことがあるんですか?

薬剤師

そうなんです。人間の体って、食べたものを100%吸収できるわけじゃないんですよね。

消化吸収がうまくいかないと、いくら栄養バランスを考えて食べていても、体の中で十分に使われないことがあるんです。

そして、私たちが消化吸収のために唯一自分でできること——それが「よく噛む」ことなんです。


噛むこと、ですか……。意識しているつもりなんですが、気づいたらいつも早食いしてしまって。

薬剤師

わかります、なかなか難しいですよね(笑)。


でも、噛むことってすごいんですよ。よく噛むと唾液がたくさん出るんですが、唾液には消化を助ける酵素が含まれているだけじゃなくて、解毒作用や美肌効果があるホルモンまで含まれているんです。

それから、噛む動きって脳の毛細血管を刺激するともいわれていて、健康長寿にもつながるんですよ。


え! 噛むだけでそんなに!? でも、30回噛むとか言われると、続かなくて……。

薬剤師

回数を数えなくて大丈夫ですよ。口の中でドロドロになりしっかりと味を感じるようになるまで、というのが目安です。

まずは、ひとくち食べたら、箸を置く。それだけでいいんです。箸を置くと、自然とよく噛むようになりますよ。
一度試してみてください。

それならできそうです! 足りない栄養を足さなきゃって焦っていたんですが、まずは噛むことを意識してみます。ありがとうございました!


💡 今日から始める「噛む」習慣のポイント

食べ物を口に入れたら、まず箸を置く。口の中で液体状になるまでよく噛んでから、次の一口を。それだけで、食べたものがずっと「栄養」に変わりやすくなりますよ。

お問い合わせ

お問い合わせ/カウンセリングのご予約、心よりお待ちしております。メール・LINEにて受け付けておりますのでお気軽にご連絡くださませ。