〜食べるシュチュエーションで心と体への影響が変わる〜
食べ物には、基本的に「良い」「悪い」はありません。
たとえ、体に悪いとされる「トランス脂肪酸」であったとしても、少量ではありますが天然の食材にも入っているものです。
また、何をどのように、どんな時に食べるかで全く別の役割となります。
一人でムシャクシャして、『また太るかも・・・』と思いながらもコンビニで買ったケーキを食べるのと、親しい友達とおしゃべりをしながらカフェでケーキセットを食べるのとでは、同じケーキであっても、私たちの心と体に与える影響は全く違うものなのです。
(決してコンビのケーキが悪いのではなく、食べるシュチュエーションが体に影響するということです)
グルテン除去食が必要なのは、『セリアック病』の方のみ
グルテン除去食に代表される食事制限は、あくまで病気のための治療法です。健康を維持するためのものではありません。
確かに、小麦製品の制限が必要な小麦のグルテンに対する自己免疫疾患である「セリアック病」はグルテン除去食をすることで体調が良くなる方がほとんどです。
ただし、日本においてはごくごく稀な疾患であり、小麦製品を過剰に避けることは無意味なだけでなく、制限による脳の暴走を引き起こし、摂食障害の危険性をも伴います。
グルテンフリー=健康に良い は間違い!
グルテンフリー=健康な食品というイメージがありますが、小麦粉を使ったものよりも添加物が多いものも。
値段も高いですし、何より、ケーキやクッキーは、きちんとしたお店で買う小麦粉を使ったものの方が美味しいです。
もちろん、グルテンフリークッキーやケーキの中にも、シンプルな素材で作られたものもあります・・がご褒美レベルのお値段。
毎日食べると健康にはいいかもしれませんが、お財布には厳しい・・
食べ方や食べるタイミング、食べる量を考えれば、ダイエット中でも小麦製品も適量食べることは問題ありません。
何より、感謝して美味しくいただくことが大切なのです。