1分でわかる睡眠豆知識〜みたい夢を思い通りに見る方法

毎日見る夢に意味はある?


毎日夢を見るという方もいれば、ほとんど夢を見ないという方もいらっしゃるでしょう。夢に意味はあるのでしょうか?

実は夢というのは、『過去に遭遇した記憶の断片であり、特に意味はない』とされています。
予知夢というのは、科学的には存在しないということですね。


睡眠リズムと夢

睡眠リズムは、ノンレム睡眠とレム睡眠が交互に現れることで作られています。

通常は、入眠するとまずノンレム睡眠が出現し、60〜90分後にレム睡眠が現れます。このサイクルを何度か繰り返し、やがてレム睡眠が増えて目覚めに向かいます。

レム睡眠:奇妙な夢 感情的な夢
ノンレム睡眠:シンプルな夢

レム睡眠の時には、いろんな映像がごっちゃになって現実とは思えないような奇妙な夢を見ることが多いといいます。
レム睡眠中には、理論的な活動をする『背外側前頭前野』の活動が低下しているので、「おかしい」と感じることができません。

また、ワーキングメモリも働かないので、何かと照らし合わせておかしいと思うこともなく、頭に浮かんだ映像をそのまま受け入れてしまいます。
これらが、重なり合って、奇妙で突拍子もない夢を見るのですね。



見たい夢を見る方法

では、見たい夢を見るにはどうすればいいのでしょう。

それは、夢に出てきて欲しいと思うことを強くイメージすること。
毎日毎日考えていると、現実から解き放された時に夢の中でそのヒントが出てくることもあるようです。

例えば、ミシン(やりに穴が空いている夢)やベンゼン環(蛇が尻尾を噛んでいる)も夢から発明・発見されたと言われています。

会いたい人に、現実では会えない。でもどうしても会いたい、そんな時には強く思い描いて、夢の中で会いましょう。
脳は現実と夢との違いは区別しないので、同じように幸せな気持ちになりますよ。

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